南米から東南アジアにかけて分布するLicania属の中では例外的に密度が低い(0.555g/cm³)種です。この密度は日本のヒノキやカツラよりは重く、ケヤキよりは軽い「中程度」の重さです。同属の他種が構造材に特化しているのに対し、本種は比較的軽量で加工の余地があるため、用途の幅が広いと考えられます。シリカ含有量も他種より少ないと推測され、刃物への負担も軽減されています。ただし、Licania属共通の性質として、乾燥時の安定性には注意を払う必要があります。