フウ(楓)

Liquidambar formosana
Formosan Gum
Altingiaceae
広葉樹
基本密度
0.489 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈489 kg/m³

物性データ

基本密度0.489 g/cm³

特徴・解説

日本でも街路樹として馴染み深い「フウ」の木材です。密度は約0.49g/cm³と比較的軽く、日本のトチノキに近い質感です。成長が早く大径木になりやすいですが、材としては非常に狂いやすく、乾燥管理が極めて難しいことで知られています。かつては茶箱の材料などに使われましたが、現在はその加工の難しさから主役となることは少ないです。しかし、その均質で淡い色合いは、着色塗装のベースとして非常に優れた適性を持っています。

🎨 色味
全体に淡い黄白色から薄茶色。心材と辺材の区別はあまりはっきりしない。
🌿 木目・肌目
木目は通直だが、微細な交錯がある。肌目は非常に細かく、均一な質感。
🛡️ 耐朽性
低い。湿気に対して弱く、変色菌(ブルーステイン)が発生しやすい点に注意。
🔧 加工性
良好。柔らかいため加工自体は容易だが、乾燥時の収縮率が大きく、安定化に時間を要する。
📦 主な用途
茶箱マッチの軸紙パルプ漆器の素地簡易的な棚板