マグワ(真桑)

Morus alba
White Mulberry
Moraceae
広葉樹
基本密度
0.601 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈601 kg/m³

物性データ

基本密度0.601 g/cm³

特徴・解説

中国原産で日本でも古くから親しまれているクワ科の落葉広葉樹です。密度は約0.60と中程度で、適度な硬さと粘りがあります。日本の「ヤマグワ」と近縁で、材としても非常に価値が高く、古くから高級茶箪笥や指物細工の最高級材として「桑材」の名で珍重されてきました。使い込むほどに深みのある黄金色から茶褐色へと変化する経年変化の美しさは、他の木材に代えがたい魅力です。大きな材が得にくく、乾燥時に狂いが出やすいのが難点ですが、工芸的価値は極めて高い樹種です。

🎨 色味
心材は鮮やかな黄褐色から金褐色で、辺材は狭く黄白色。経年で暗褐色に変化します。
🌿 木目・肌目
木目は明瞭で、しばしば美しい杢(縮み杢など)が現れます。肌目は中程度です。
🛡️ 耐朽性
高い。クワ科特有の成分により、菌や虫に対する自然な抵抗力を備えています。
🔧 加工性
中程度。粘りがあるため曲げ加工に適しますが、硬さにムラがあるため刃物の研ぎが重要です。
📦 主な用途
高級茶箪笥和楽器(琵琶など)工芸細工高級挽物