南米の熱帯雨林に自生するクスノキ科の広葉樹です。密度は約0.49g/cm³と中程度で、日本のタブノキに近い物理的性質を持ちます。この属の木材は一般に「ロウロ」と呼ばれ、適度な強度と軽さを兼ね備えているのが特徴です。クスノキ科特有の芳香を持つことが多く、防虫効果も期待できます。ただし、乾燥時に反りやねじれが生じやすい傾向があるため、じっくりと時間をかけたシーズニングが重要となります。派手さはありませんが、構造材から造作材まで幅広く対応できる実用的な木材といえます。