中国東北部から朝鮮半島にかけて分布するトウヒです。密度は約0.36g/cm³と軽量で、日本のトウヒやアカマツの辺材に近い軽軟な性質を持ちます。寒冷地で育つため成長は緩やかですが、材は非常に柔らかく、加工の容易さが際立ちます。一方で、強度的にはやや劣るため、重荷重がかかる部位には向きません。パルプ材としての価値が高いほか、その白く美しい色調から内装材としての需要も根強い樹種です。