ブラックトウヒ

Picea mariana
Spruce, Black
Pinaceae
針葉樹
基本密度
0.38 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
ヤンカ硬度
540 lbf
01000 柔20003000 硬4500

物性データ

比重(12%含水率時)0.42
基本密度0.38 g/cm³
ヤンカ硬度540 lbf
曲げ強度 (MOR)74 MPa
弾性係数 (MOE)11.1 GPa
圧縮強度(繊維方向)41,100 kPa
圧縮強度(繊維直交)3,800 kPa
せん断強度8,500 kPa

特徴・解説

北米の北方林(ボレアルフォレスト)を象徴する樹種です。密度は約420kg/m³で、トウヒ類の中では比較的重く、強度に優れます。日本のエゾマツやアカマツに近い用途を持ちますが、より寒冷地でゆっくり育つため、年輪が詰まっており、重量の割に高い剛性を誇ります。このため、航空機の構造材や高品質なパルプ材として歴史的に重宝されてきました。短所は、小径木が多く大きな板材が取りにくいことと、節が非常に小さく硬いことです。

🎨 色味
心材・辺材ともにほとんど区別がつかず、全体にクリーム白色から淡黄色です。
🌿 木目・肌目
木目は通直で、肌目は細かく均一。表面には控えめな光沢があります。
🛡️ 耐朽性
低い。典型的なトウヒ属の性質で、野外での使用には防腐処理が必須です。
🔧 加工性
良好。乾燥も早く、接着性も良いです。ただし、小さな硬い節が刃を傷めることがあります。
📦 主な用途
建築構造材楽器の響板(補助的)紙パルプ梱包材梯子