シュレンクトウヒ

Picea schrenkiana
Schrenk's Spruce
Pinaceae
針葉樹
基本密度
0.362 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈362 kg/m³

物性データ

基本密度0.362 g/cm³

特徴・解説

中央アジアから中国の天山山脈にかけて分布する、非常に美しい樹形を持つトウヒです。密度は約0.36g/cm³と軽く、日本のヒメバラモミに近い物理的性質を持つと考えられます。乾燥した山岳地帯に耐える強健な樹種ですが、木材としては軽軟で、構造的な強さよりも加工性や断熱性が重宝されます。産地の風土を反映し、成長は非常にゆっくりですが、材は均質で白く、現地の伝統的な建築や生活什器に欠かせない存在となっています。

🎨 色味
白から淡い黄色。心材も色が薄く、全体に均一な色調を保つ。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は精。年輪が非常に細かく、滑らかな質感が得られる。
🛡️ 耐朽性
低い。乾燥状態では安定するが、湿気には弱く腐朽しやすい。
🔧 加工性
非常に良好。刃物への抵抗が少なく、美しい仕上げ面が得られる。乾燥も早い。
📦 主な用途
伝統建築の造作材天井板彫刻材鉛筆材器具の柄