カントンマツ

Pinus kwangtungensis
Kwangtung Pine
Pinaceae
針葉樹
基本密度
0.43 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈430 kg/m³

物性データ

基本密度0.43 g/cm³

特徴・解説

中国南部の高地に自生する五葉松の仲間です。密度は約0.43g/cm³とマツ属の中では中庸からやや軽めですが、日本のヒメコマツに近い性質を持ち、キメが細かく安定しています。厳しい岩場に自生するため成長は遅く、年輪が緻密になる傾向があります。日本のクロマツのような力強さよりも、優美で繊細な木質が特徴です。ただし、産出量が限られており、市場で見かけることは稀な希少種といえます。乾燥が不十分だと狂いが出やすいため、慎重な養生が求められます。

🎨 色味
辺材は淡い黄白色、心材は淡い黄褐色から赤褐色。経年変化で深みのある飴色に変化する。
🌿 木目・肌目
木目は通直で、肌目は細かく滑らか。五葉松類特有の落ち着いた質感を持つ。
🛡️ 耐朽性
中程度。マツ属としては標準的だが、湿気の多い場所では腐朽に注意が必要。
🔧 加工性
良好。柔らかいため刃物の通りが良く、彫刻や細かな細工に適する。接着性も良い。
📦 主な用途
彫刻材高級家具の引き出し板模型材楽器の内部構造材建具