西アフリカの熱帯雨林に自生するヒルギモドキ科の樹木です。密度は約0.39g/cm³と軽量で、日本のキリやスギに近い軽さを持ちます。この木材の最大の特徴は、種子から「インボ(Inボ)」と呼ばれる食用油が採れることで、現地では有用樹種として知られています。材としては柔らかく、構造材としての強度は期待できませんが、断熱性や浮力に優れます。同科の他種と同様、組織が粗いため、仕上げには目止めが必須です。乾燥時に反りやねじれが出やすい点には注意が必要です。