カリン(花梨)

Pterocarpus indicus
Narra
Fabaceae
広葉樹
基本密度
0.636 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 オークに近い中〜やや重い部類
密度(含水率12%時の推定)
≈636 kg/m³

物性データ

基本密度0.636 g/cm³

特徴・解説

日本で「カリン(花梨)」として最も親しまれている樹種です。密度0.636は、家具材として理想的な重さと硬さを提供します。東南アジアからパプアニューギニアにかけて広く分布し、フィリピンの国樹としても知られます。日本のサクラに似た華やかさと、マメ科の重厚さを併せ持ち、古くから唐木細工や高級建築の造作材として日本文化にも深く根付いてきました。瘤(こぶ)の部分は「花梨瘤」と呼ばれ、極めて高価な装飾材となります。乾燥管理を怠ると割れやすい面もありますが、それを補って余りある美しさと風格を持っています。

🎨 色味
心材は黄色がかった褐色から鮮やかな赤褐色。辺材は淡い黄色。
🌿 木目・肌目
木目は交錯し、リボン杢や波状杢が現れる。肌目は中程度で、美しい光沢がある。
🛡️ 耐朽性
高い。シロアリに強く、耐久性に優れる。心材は非常に安定している。
🔧 加工性
良好。硬いが加工性は安定しており、特に塗装によって深い艶を引き出せる。
📦 主な用途
高級座卓仏壇楽器(三味線の胴など)床柱キャビネット