フルーリーオーク

Quercus fleuryi
Fleury's Oak
Fagaceae
広葉樹
基本密度
0.808 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 非常に重く、水に沈みかける
密度(含水率12%時の推定)
≈808 kg/m³

物性データ

基本密度0.808 g/cm³

特徴・解説

中国からベトナムにかけて分布する常緑のオークです。密度は約0.81と非常に重厚で、熱帯・亜熱帯産のカシ類の中でも特に優れた強度特性を持ちます。日本のイチイガシに近い、あるいはそれ以上の硬度を持つと考えられます。組織が非常に詰まっており、長期間の荷重に対しても変形しにくい強さがあります。一方で、その高密度ゆえに内部応力が溜まりやすく、製材時や乾燥時に大きな割れが生じやすいという欠点があります。熟練した乾燥技術が必要とされるプロ好みの材です。

🎨 色味
心材は濃褐色から暗赤褐色。辺材は淡い褐色。全体に重厚で高級感のある色味。
🌿 木目・肌目
木目は通直だが、肌目は非常に緻密。柾目には美しい銀杢(虎斑)が細かく現れる。
🛡️ 耐朽性
非常に高い。シロアリや腐朽菌に対して強い自然耐性を持ち、過酷な環境でも長持ちする。
🔧 加工性
困難。非常に硬く、切削には大きな力を要する。接着剤の浸透が遅いため、圧締時間を長くとる必要がある。
📦 主な用途
高級重家具船舶材高級建築の柱階段材耐摩耗用床材