特徴・解説
ヨーロッパを象徴する歴史的な樹種で、ワイン樽や造船、高級家具に古くから用いられてきました。密度は約0.575g/cm³と中程度ですが、強靭で粘りがあります。北米産のホワイトオークと比較すると、より個性的で節や入り組んだ木目が出やすい傾向にあります。日本のミズナラに近い性質を持ちますが、より重厚な風格を漂わせます。タンニンを豊富に含むため、鉄汚染による変色には注意が必要ですが、この成分が独特の重厚な表情を作り出します。
🎨 色味
辺材は淡黄色で、心材は黄褐色から淡い茶色。経年変化で色が深まり、落ち着いた色調になる。
🌿 木目・肌目
木目は通直なものから交差するものまであり、肌目は粗い。柾目面には美しい銀杢(虎斑)が現れる。
🛡️ 耐朽性
高い。心材は菌や虫害に対して強い耐性を持ち、特に湿気のある環境下でも長持ちする。
🔧 加工性
中程度。手工具ではやや硬さを感じるが、機械加工や接着性は良好。乾燥時の収縮率が大きく、割れに注意。
📦 主な用途
ワイン樽高級ダイニングテーブルウイスキー熟成樽フローリング建築構造材