ウコギ科の広葉樹で、日本では南西諸島などに自生するフカノキです。密度は約0.37と非常に軽く、軟らかいのが最大の特徴です。同科のタラノキやコシアブラと同様、材は白く清潔感がありますが、強度は期待できません。かつては下駄の歯やマッチの軸、箱材として重宝されました。乾燥は早いものの、放置すると青変菌による変色(ブルーステイン)が発生しやすいため、伐採後の迅速な処理が求められます。構造材には不向きですが、その軽さを活かした細工物に向いています。