フカノキ

Schefflera octophylla
Ivy Tree
Araliaceae
広葉樹
基本密度
0.371 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈371 kg/m³

物性データ

基本密度0.371 g/cm³

特徴・解説

ウコギ科の広葉樹で、日本では南西諸島などに自生するフカノキです。密度は約0.37と非常に軽く、軟らかいのが最大の特徴です。同科のタラノキやコシアブラと同様、材は白く清潔感がありますが、強度は期待できません。かつては下駄の歯やマッチの軸、箱材として重宝されました。乾燥は早いものの、放置すると青変菌による変色(ブルーステイン)が発生しやすいため、伐採後の迅速な処理が求められます。構造材には不向きですが、その軽さを活かした細工物に向いています。

🎨 色味
全体に淡い黄白色から白色。心材と辺材の境界は不明瞭で、経年でやや褐色を帯びる。
🌿 木目・肌目
木目は通直で、肌目はやや粗い。光沢は少なく、素朴な質感を持つ。
🛡️ 耐朽性
低い。湿気に弱く、腐朽や虫害を受けやすいため、屋外利用には適さない。
🔧 加工性
非常に容易。軟らかいため切削抵抗が少なく、接着性も良好だが、表面が毛羽立ちやすい。
📦 主な用途
マッチの軸木下駄の歯梱包用箱材模型材料木彫り細工