オーストラリアやパプアニューギニアの熱帯域に分布するテトラメレス科の巨木。密度は約0.31と極めて軽く、日本のキリ(桐)やバルサに近い特性を持ちます。成長が非常に早く、板根が発達する独特の樹形が特徴です。材は柔らかく強度は低いため、構造材には全く向きませんが、その軽さを活かした用途で重宝されます。浮力が強いため、伝統的には丸木舟の浮きや救命具に使われてきました。乾燥は非常に速いですが、収縮率が大きいため、乾燥後の寸法安定性にはやや欠ける面があります。