シナノキ

Tilia amurensis
Amur Lime
Malvaceae
広葉樹
基本密度
0.391 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 スギやヒノキに近い軽さ
密度(含水率12%時の推定)
≈391 kg/m³

物性データ

基本密度0.391 g/cm³

特徴・解説

中国からロシア極東に分布するシナノキ属の樹木です。密度は約0.39と軽く、日本のシナノキ(Tilia japonica)と極めて近い性質を持ちます。材は柔らかく均質で、狂いが少ないため、古くから彫刻や合板の材料として重宝されてきました。強度は高くありませんが、繊維が緻密で逆目が起きにくいため、細かな細工に適しています。ただし、色が白く汚れが目立ちやすいことや、耐朽性が低いため湿気の多い場所での使用には向かないという欠点があります。

🎨 色味
全体に淡黄白色から淡褐色。辺心材の境界は不明瞭で、清潔感がある。
🌿 木目・肌目
通直。肌目は非常に緻密で均質。木目はほとんど目立たない。
🛡️ 耐朽性
低い。湿気に弱く、腐朽菌や虫害を受けやすいため乾燥した室内向き。
🔧 加工性
非常に容易。柔らかく切削性が抜群で、彫刻刀での細工や接着も良好。
📦 主な用途
彫刻材模型材マッチの軸合板の芯材内装用パネル