ノニレ

Ulmus pumila
Siberian Elm
Ulmaceae
広葉樹
基本密度
0.544 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ケヤキに近い標準的な重さ
密度(含水率12%時の推定)
≈544 kg/m³

物性データ

基本密度0.544 g/cm³

特徴・解説

中国やシベリア原産のニレ属で、日本ではノニレと呼ばれます。密度は約0.54とオヒョウより重く、適度な硬さと強度を兼ね備えています。ケヤキと同じニレ科に属し、木目も似ていますが、ケヤキほどの光沢や重厚感には欠けます。しかし、その分加工性は安定しており、中国では古くから伝統的な家具材として利用されてきました。乾燥が不十分だと割れやねじれが生じやすい点に注意が必要ですが、ニレ属特有の美しい波状の木目は装飾的価値が高いと評価されています。

🎨 色味
辺材は狭く白色、心材は灰褐色から暗褐色。経年で色が深まる。
🌿 木目・肌目
木目は明瞭で、環孔材特有の力強い模様が現れる。肌目はやや粗い。
🛡️ 耐朽性
中程度。ニレ属の中では標準的だが、心材でも腐朽や虫害には注意が必要。
🔧 加工性
良好。硬すぎず刃物の通りが良いが、交差木理が現れると鉋掛けに工夫を要する。
📦 主な用途
民芸家具内装パネル彫刻材農具の柄合板