アギ

Xylopia quintasii
Aghi
Annonaceae
広葉樹
基本密度
0.763 g/cm³
00.3 軽い0.60.9 重い1.2
💡 ウォールナットより重い
密度(含水率12%時の推定)
≈763 kg/m³

物性データ

基本密度0.763 g/cm³

特徴・解説

西アフリカの熱帯雨林に産するバンレイシ科の樹種です。密度は約0.76g/cm³と高く、南米産の同属種(X. nitida)よりも大幅に重硬です。日本のカシ類に近い硬さを持ち、非常に強靭な性質を有します。アフリカの現地では、その弾力性と硬さを活かして弓や槍の柄、ボートのオールなどに利用されてきた歴史があります。乾燥時に割れや狂いが生じやすいため、天然乾燥には細心の注意が必要です。商業的には「アギ」の名で知られますが、輸出量は少なく、希少な実用材という位置づけです。

🎨 色味
心材は黄白色から淡い褐色。辺材は広く、心材との区別がつきにくい傾向があります。
🌿 木目・肌目
木目は通直。肌目は細かく、緻密な構造をしているため、磨くと光沢が出ます。
🛡️ 耐朽性
中程度から高い。密度が高いため物理的な摩耗には強いが、菌への耐性は標準的です。
🔧 加工性
硬いため切削には抵抗があるが、旋盤加工などでは非常に精緻な仕上げが可能です。
📦 主な用途
工具の柄船舶用部材運動用具床材構造用支柱